シェルドライスーツ (ファブリックドライスーツ) |
<特徴>
・防水透湿のナイロン生地を使用。
・完全防水
・手首・足首・首はラテックスシール(生ゴム)を使用
・ルーズフィットでゆったりしたつくり
・ウェットドライスーツより比較的安い価格設定。
<弱点>
・生地自体に保温性が無いため、中にスウェットやジャージを着て保温効果を高める必要がある。
・溶けたり、裂けたりとラテックスゴムが劣化しやすい。 |
ウェットドライスーツ(ネオプレンドライスーツ) |
<特徴>
・生地全体・手首・足首・首ともにネオプレーン生地を使用。
・完全防水ではないがほとんど内部に水が侵入しない構造。
・シェルドライスーツと同じルーズフィットでゆったりしたつくり。
・生地自体に保温性があり、防寒インナーだけで十分暖かい。
・生地の部分パーツの交換が出来るので対応年数が長い。
<弱点>
・斜め前ファスナーは一人でも閉められるので便利だが、着脱しづらく動きにくい。 |
ライトドライスーツ(ネオプレンドライスーツ) |
<特徴>
・生地全体・手首・足首・首ともにネオプレーン生地を使用。
・完全防水ではないがほとんど内部に水が侵入しない構造。
・セミドライスーツと同じタイトフィット。
・生地自体に保温性があり、防寒インナーだけで十分暖かい。
・生地の部分パーツの交換が出来るので対応年数が長い。
<弱点>
・ファブリックドライスーツを着慣れている人には締め付けがきつく感じる。 |
セミドライスーツ |
<特徴>
・どちらかというとウェットスーツの部類になり、5mm×3mmか5mm×5mmが主流。
・多少水は入るものの、内部に入った水の流動性を抑え水ごと温めて保温するので寒くない。
・ライトドライスーツと同じタイトフィット
・裏起毛素材で生地自体に十分保温性があるが、防寒インナーを着るとより保温効果が増す。
・生地の部分パーツの交換が出来るので対応年数が長い。
・オーダーメイドが出来るので自分の身体通りのサイズとなり、窮屈な箇所もなく動き易さ、防水性もアップ。
<弱点>
・タイトフィットなだけに着脱がしづらい。 |
手首・足首・首シールの違い |
各部のシールにはネオプレーンシールとラテックスシールの2種類があります。
ラテックスシールは生ゴムなので劣化しやすく、保管状態によっては1年で溶けてしまったり
裂けてしまう事があり、期間内であっても保証はきかず、メンテナンスが必要不可欠です。
但し、水密性が高いので完全防水です。
ネオプレーンシールはウェットスーツと同じクロロプレン素材を使用しているので、ゴムが溶ける
心配もなく耐久性に優れています。但し、ラテックスシール程の水密性はありません。
足の形をしたラテックスゴムが付いているのがソックスタイプ。完全防水で足も濡れないので保温性アップ。※汗で滑る事があるので必ず靴下を履く事着替えが楽で、マリンジェット向けのドライスーツに多い。但し、破れやすいので取扱いには十分に注意する事。 |
踝までのラテックスゴムで足首でシールをするのがアンクルタイプ。ビンディングを履くので、ウェイクボーダーにはアンクルタイプが圧倒的に人気。ネオプレーンの防寒ソックスを履けば、十分に暖かくソックスタイプのラテックスゴムより、フィットして動き易い。 |
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ファスナーの違い |
防水ファスナーはバックファスナー、フロントファスナー、斜め前ファスナーの3つがあります。
ここでは紹介しておりませんが、フロントファスナーはお腹付近に付いており、一人で着脱が可能。
背中ファスナーは一人で開閉が出来ないので不便さはありますが、その代わり動き易いため、アクティブな動きが多いウェイクボーダーにオススメです。一人で開閉出来るよう長い紐が付いているモデルもありますが、無理に引っ張ると故障の原因になるので、必ず誰かに手伝ってもらいましょう。 |
肩からお腹にかけて斜め前についているファスナーは一人で開閉が出来るので、単独行動が多いPWCユーザーに向いてます。
但し、無理に引っ張ると故障の原因になるので、近くに仲間がいれば手伝ってもらいましょう。また、サイズがぴったりすぎると、首を通すのが大変で着替えに手こずるので、ワンサイズ大き目を選んだりとサイズ選びに注意して下さい。 |
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ドライスーツ メンテナンスグッズ |
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